社長あいさつ
私は30年間医療・介護の分野で仕事をしてきました。 定年となり、これからの残りの人生をどう生きるか考えた折、これまでの経験を活かし、地域に必要とされる事業を通じて、社会貢献をしたいと願いました。 そこで、改めて「何のために」を整理してみました。私の人生のポリシーは20代前半で見つけた、「自分の幸福と同時にみんなの幸福を」という考えです。そして、仕事を通じて、「自己実現とそのことが他者の喜びに通じる」ことでありたいと願って心がけてきました。 今後事業を開始するにあった、私自身の経歴から考えたとき、事業内容は、「高齢者の第ニの居場所づくりと医療・介護サービスの提供」でした。今後、県民人口は減少しますが高齢化はますます進行します。 また、要介護(要支援)認定者数は高齢者数とともに増加しており、全国で、介護保険制度がスタートした2000年に比較すると2倍以上に増加しており、さらに団塊の世代が全て後期高齢者となるとさらなる増大が見込まれます。 「地域包括ケアシステム」が有効に機能するために必要とされる事は「看取り」を含む訪問診療、訪問看護と高齢者の入居施設だと思っています。私の事業の動機はこの社会的必要性です。 |
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代表取締役 髙安 富男 |
経営理念
株式会社共生の経営理念
今後、県民人口は減少しますが高齢化はますます進行します。
また、家族構成も大きく変わり、一人暮らしの高齢者、老々世帯も増加します。
団塊の世代が全て後期高齢者となる平成37年頃までは、医療・介護サービス等の需要はさらに増加が見込まれます。この変化に対応するため厚労省はグランドデザインとして「地域包括ケアシステム」の確立を目指しています。
私たちはこのシステムが有効に機能するには「看取り」を含む訪問診療、訪問看護・介護と高齢者の入居施設だと考えています。
当社の事業動機はこの社会的必要性です。
私たちの共通した望みは、どのような状態であったとしても「健康でありたい」ことです。私たちが大切にする「健康」とは、「自分に働きかけ、大切な人たちとのかかわりを築き、その人らしく、前向きに生きる」というものです。
私たちの考える「その人らしく」とは、利用者の生活要求から出発し、個性が尊重され、置かれた状況にかかわらず健康を求める不断の努力、等が実行できる状態を指します。
また「暮らし」とは、一人ではなく家族・友人などの大切な人々と共に歩むことを指します。
こうした状態を、当社のみならず利用者本人、関係事業者(医療・介護)、地域の皆さんとの共同の力で、創意工夫を生かして創造的に実現するつもりです。当社の社員はそのため、たゆまぬケアの向上に努め、この実現に貢献します。
「共同の力で、その人らしい暮らしを創造します」~これが当社の目指す経営理念です。
そのための行動指針
一つ、私たちは、利用者の「その人らしさ」の実現に努めます。(個性の尊重)
一つ、私たちは、医療と介護の活動を利用者、関係する人々との共同の営みと考えます。(サービスの基本)
一つ、私たちは、地域の医療・介護の事業所と連携し、利用者の要望に応えます。(連携の力)
一つ、私たちは、社員が誇りとやりがいをもって働けるよう、絶えずケアの向上・待遇の改善・やりがいの創造に努めます。(社員の位置づけ)
一つ、私たちは、利用者が安心して療養できる環境を、他団体と協力・共同して実現に努めます。命を大切にし、平和を守ります。(社会保障制度の拡充と平和の実現)
【将来ビジョン】
私たちは近い将来ホームホスピスの開設を展望しています。
ホーム(home)には地域や家族という意味もありますから、私たちは住み慣れた地域の中にあるもう一つの「家」にケアを必要とする人々が暮らし、ホスピスケアのチームが入ってサポートする仕組みを実現することを目指しています。
home hospice(見守りつき小規模高齢者共同住宅)
ホームホスピスとは、一言で言うと「自宅に近い環境で自然な見取りが出来る場所」です。
普通の一軒家を改装(新築の場合もあります)した場所で、少ない人数で共同生活をしています。
1軒のホームホスピスには5~7人程度の方が、それぞれ個室をもって生活しています。
例えば、入院先の病院から退院をしたいけど自宅に戻るのは難しい方や、お一人暮らしを続けられなくなったが大きな施設やホスピス病棟を好まれない方、末期がんの方やパーキンソン病の方、等々です。
入居にかかる費用は食事代を含めて月10万円程度です。
(介護保険・医療保険の負担金は含まれません)。
この「ホームホスピス」という制度は、全国で協会を組織しており、その基本理念は次の通りです。
【基本理念】
1. 本人の意思を尊重し、本人にとっての最善を中心に考える
2. 「民家」に少人数でともに暮らし、通常の「家」という環境で暮らしを継続することを大切にする
3. 病や障碍などの困難な条件下にあっても最期まで生ききることを支え、家族が悔いのない看取りができるように支える。
4. 一人ひとりが持つ力に働きかけ、医療・介護など多職種の専門職やボランティアが一体となって生活を支える。
5. 死を単に1個の生命の終わりと受け止めずに、今を「生きる」人につなぎ、そこに至るまでの過程をともに歩む、新たな「看取りの文化」を地域に広げる。
(全国ホームホスピス協会より抜粋)
私たちの会社運営についての考え方です。
会社概要
社 名 | 株式会社 共生 | |
設立年月日 | 2018年2月19日 | |
資本金 | 200万円 | |
役 員 | 代表取締役 髙安富男 | |
事業所名 | 訪問看護ステーション共生 | |
住 所 | 〒761-8077 香川県高松市出作町377番地5 |
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電話番号 | 087-880-7498 | |
FAX番号 | 087-880-3298 | |
HPアドレス | http://www.kyousei-kagawa.net | |
メールアドレス | info@kyousei-kagawa.net | |
事業所番号 | 3760190680 |